外貨定期預金の運用例

外貨預金は、外国為替相場の変動によって損失や利益が生じる可能性のある「為替リスク商品」です。そのため、お申し込みの際には商品内容を十分にご理解いただくことが重要です。ご不明点やご質問がございましたら、「外貨預金担当」が納得いただけるまで丁寧にご説明いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

※ 以下の説明で使用する為替相場は参考例です。

 

外貨預金のメリット

外貨預金には金利(現時点では円預金の金利より高いものがある)と為替による差益(為替が円安に動いた場合に発生)といった2つのメリットが期待できます。

外貨預金のリターン=金利(利息)+為替差益

外貨預金のリターン=金利(利息)+為替差益

 

外貨定期預金のリスク

為替が円高に動いた場合には差損が発生します。また、為替に変動がない場合でも、TTSレート(円貨から外貨に替えるレート)と、TTBレート(外貨から円貨に替えるレート)には手数料相当分が含まれているため、元本割れの可能性があります。
当行基準相場(仲値)とTTSレート(円貨から外貨に替える時のレート)との差、また、当行基準相場(仲値)とTTBレート(外貨から円貨に替える時のレート)との差が為替手数料となります。
1米ドルあたり片道1円・往復2円、1ユーロあたり片道1円50銭・往復3円、1豪ドルあたり片道2円・往復4円、1中国元あたり片道30銭・往復60銭となります。
外貨預金の為替手数料

外貨預金のリスク=為替差損+手数料

外貨預金のリスク=為替差損+手数料

 

外貨定期預金の運用例

100万円を年利1%の米ドル建外貨定期預金で1年間運用した場合の運用例

運用例画像

運用例画像

お預け入れ時の円貨から外貨への換算相場は預入日のTTSレートを、ご解約時の外貨から円貨への換算相場は解約日のTTBレートを適用します。

外貨預金のお利息については、円の預金と同様、個人のお客さまの場合、源泉分離課税20.315%、法人のお客さまの場合、総合課税されます。外貨預金はマル優の適用は受けられません。

 

自動継続型外貨定期預金

自動継続型外貨定期預金は2つのタイプから選べます。

 

「利息元加型」

満期日に元金とお利息をあわせて自動継続。

利息元加型説明画像

利息元加型説明画像

 

「利息受取型」

お利息のお受け取りは2通りからお選びいただけます。
①外貨のまま外貨普通預金でお受け取り
②満期日の適用相場(TTBレート)で円貨換算の上、円普通預金または円当座預金でお受け取り

利息受取型説明画像

利息受取型説明画像

 

外貨預金のご注意事項

  • ・ご検討にあたっては、「外貨預金の契約締結前交付書面」を十分にお読みください。「外貨預金の契約締結前交付書面」は外貨預金取扱窓口、もしくは当行ホームページにてご用意しております。

    ・外貨預金には、外国為替相場の変動により、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスク(為替変動リスク)があります。

    ・外貨預金は、円貨ベースで元本割れのリスクがあるお取引です。商品内容を十分にご確認になり、長期運用の可能な余裕資金でのご購入をお願いいたします。

    ・外国為替相場に変動がない場合でも、往復の為替手数料(1米ドルあたり2円、1ユーロあたり3円、1豪ドルあたり4円、1人民元あたり60銭、1カナダドルあたり320銭(現在、カナダドルの新規申し込みは受付停止中です))がかかるため、お引き出し時の円貨額がお預け入れ時の円貨額を下回る(円ベースで元本割れとなる)リスクがあります。

    ・外貨預金には、外国為替市場において外国為替取引が行われない場合等に、お預け入れやお引き出しに応じられないリスクがあります。

    ・外貨定期預金の中途解約は、原則としてお受け付けできません。

    ・外貨預金は預金保険の対象外です。

    ・外貨預金について、書面による解除(いわゆるクーリングオフ)(銀行法第13条の4において準用する金融商品取引法第37条の6(書面による解除))の適用はありません。

    ・お利息は「利子所得」となり為替差益は「雑所得」として課税されます。

    ・為替差益は個人のお客さまの場合、雑所得として確定申告が必要です(ただし、年収2,000万円以下の給与所得者の方で為替差益を含めた給与所得以外の所得が年間20万円以下の場合は申告不要です)。

  • ・法人のお客様の場合、総合課税です。為替差損益は営業外収入・費用として他の所得との損益通算のうえ、決算課税所得に対して課税されます。
     
    必ず事前に税務署や公認会計士・監査法人・税理士その他の専門家にご相談下さい。

  • ・金利は市場によって変化します。

    ・マル優のお取り扱いはできません。

    ・外貨現金およびT/C(トラベラーズチェック)でのお預け入れはお取り扱いしておりません

 

お問い合わせ