中期経営計画
「First Call Bank」
2023年4月 ~ 2026年3月(3年間)
(1) 長期ビジョン
地域と共に持続的な成長を実現するインフラ創造企業 |
10年後の当行100周年に向け、現長期ビジョンをさらに発展させる形で改訂しました。
当行は地域社会と協働し、地域の抱える課題を解決することで、社会的価値と経済的価値の極大化に取り組んでまいります。
(2) 新中期経営計画の目指す姿
全てのステークホルダーのサステナビリティに貢献し、圧倒的に信頼される銀行グループ(First Call Bank) |
本計画を、長期ビジョン達成に向けた「変革と成長」のステージと位置付け、前例にとらわれない変革を進め、お客さまの持続的な成長に貢献することで、圧倒的に信頼される銀行グループを目指してまいります。
【中期経営計画 位置づけ】
(3) 事業戦略
基本方針:「リアル・対面」と「デジタル・非対面」を融合させ、「リアル店舗を持ったデジタルバンク」を実現する |
【基本戦略1:「First Call Bank」営業の確立】
- 営業力の強化(人財育成・人員再配置/業務シフト)、仕組みの構築、ソリューションの強化(多様な顧客ニーズへの対応)を進め、顧客から圧倒的に信頼される営業を実践する。
- デジタル接点強化、ビッグデータ基盤の整備、デジタルマーケティング高度化により、お客さまのニーズに適した情報配信やコンサルティングを実践する。
- グループ会社のソリューション力の強化や自立力を高めることで、より強固な銀行グループへ進化する。
【基本戦略2:経営基盤の強化】
- 環境変化に応じた制度・仕組みや教育体系を構築することで、人的資本経営の高度化を図る。
- デジタル技術を活用した非対面取引の拡大や営業店事務の効率化により、リアル店舗を「コンサルティング」の場へ進化させるとともに、店舗網の再構築を進めることで、地方銀行の強みである「営業店ネットワークの優位性」を極大化する。
- 本部機能の高度化を図り、経営基盤の強化を目指す。
【基本戦略3:サステナビリティ経営の実践】
- 地域課題の解決に資する事業・活動を通じたサステナビリティ経営を実践し、当行グループの社会的価値の極大化を図る。
また、「みやぎんESG経営目標」を策定し、ステークホルダーに対してESGに関するコミットメントを開示し、取り組みを強化する。
(4) 目標指標
2026年3月期
収益性 |
経常利益 | 140億円以上 |
---|---|---|
ROE(当期純利益÷自己資本) | 5.0%以上 | |
健全性 | 自己資本比率 | 8.00%以上 |
効率性 | OHR(経費÷コア業務粗利益) | 60.0%未満 |